TOPレシピ本 おかずに美味しい田舎ごはん おかずに美味しい田舎ごはん 価格: ¥1,320 (税込) 販売期間: 数量: 冊 在庫 在庫切れ 返品についての詳細はこちら 郷土の知恵がぎっしり詰まった おかずに美味しい 田舎ごはん (PHP研究所/2012年) 旬の食材で出来る、簡単家庭料理のレシピ。 お米を知り尽くした土地の知恵がぎっしり詰まった、究極にごはんが進む料理!簡単にできて、毎日うまい! 汁もの、おこわ、和え物、漬物、和風スイーツ 87品掲載 「山形のいも煮」「山菜そば」「納豆汁」など繰り返し作っても飽きない料理を東北、山形の味からピックアップして紹介いたします。秘密のケンミンSHOWでは、かなりの頻度で紹介される山形のおもしろくて、簡単な味わいをぜひ! 義母の味を完璧に知りたい! 「田舎ごはん」の制作に取り掛かったのは、「ビニール袋で手早く出来る野菜のうまみが活きる漬け物」出版後の1年半後の2011年秋。この頃には食卓に出る漬け物が私の漬けたものか、義母が漬けたものか、夫にさえもわからない程、腕をあげていました。また、義母が体調を崩し、前ほどの元気がなくなり、いつまでも「元気いっぱいの頑張るお義母さん」ではないという現実を知りました。 「義母の味を今のうちに聞いておかないと。あの時聞いておけばとの後悔はしたくない。」と強く思う様になりました。 転機となった「大根の即席漬け」レシピ 私は新しい漬物レシピを作ると、いつも義母に味見してもらい、助言をもらい、再度作り直し、完成していました。私の大好きな粕漬け。でも手間がかかって大変です。 ならばと、たった二日で出来る大根の粕漬けの作り方を開発しました。(本書のP77に書いてあります。) ある日、食卓に出し、義母に食べてもらうと「これどうやって作ったんだ?」と聞かれました。「やった!」と作り方を説明すると「商売人が漬けたみたいだ。」と褒められました。これは山形のお母さん達の最大の褒め言葉なんです。この時に、漬物は師匠である義母にお墨付きを頂いたが、家庭料理はどうだろう?我家の味をきちんと後世に伝えられるか?という思いが強くなり、簡単でしかも懐かしい「田舎ごはん」のレシピをきちんととり、本にしたいと思いました。 忘れ去られた料理の言われえを…。 季節ごとの家庭料理をピックアップし、私なりに材料の量を調達。義母の作る味付けを求めて、調理。微調整しながら、レシピ取り。その後、原稿に落とす。この作業を数か月かけて繰り返しました。パソコンに向かって原稿を書きながら、作業の順序、作り方のコツなどを茶の間に座っている義母に聞くと、突然今まで聞いたことのない「料理のいわれ」や「昔話」を話出し、その話にびっくりしました。たとえば、お彼岸の頃、近所の方から「アケビあるか?ないなら持って行け。」と頂き、「○○さんからもらってきたよ」と義母に話すと、「仏壇にあげておけ。」と言われたものでした。頂きものは仏壇へということだと思っていましたが、「昔からご先祖様がアケビの船にのって帰ってくる。と言われていた。」と嫁いで17年、初めて聞きました!こんな昔は当たり前、でも現代には語り継がれていない楽しい話題も書き上げ、見て楽しい、作って楽しい、読んで楽しい「おかずにおいしい田舎ごはん」になりました。
旬の食材で出来る、簡単家庭料理のレシピ。
お米を知り尽くした土地の知恵がぎっしり詰まった、究極にごはんが進む料理!簡単にできて、毎日うまい!
汁もの、おこわ、和え物、漬物、和風スイーツ 87品掲載
「山形のいも煮」「山菜そば」「納豆汁」など繰り返し作っても飽きない料理を東北、山形の味からピックアップして紹介いたします。秘密のケンミンSHOWでは、かなりの頻度で紹介される山形のおもしろくて、簡単な味わいをぜひ!
義母の味を完璧に知りたい!
「田舎ごはん」の制作に取り掛かったのは、「ビニール袋で手早く出来る野菜のうまみが活きる漬け物」出版後の1年半後の2011年秋。この頃には食卓に出る漬け物が私の漬けたものか、義母が漬けたものか、夫にさえもわからない程、腕をあげていました。また、義母が体調を崩し、前ほどの元気がなくなり、いつまでも「元気いっぱいの頑張るお義母さん」ではないという現実を知りました。
「義母の味を今のうちに聞いておかないと。あの時聞いておけばとの後悔はしたくない。」と強く思う様になりました。
転機となった「大根の即席漬け」レシピ
私は新しい漬物レシピを作ると、いつも義母に味見してもらい、助言をもらい、再度作り直し、完成していました。私の大好きな粕漬け。でも手間がかかって大変です。
ならばと、たった二日で出来る大根の粕漬けの作り方を開発しました。(本書のP77に書いてあります。)
ある日、食卓に出し、義母に食べてもらうと「これどうやって作ったんだ?」と聞かれました。「やった!」と作り方を説明すると「商売人が漬けたみたいだ。」と褒められました。これは山形のお母さん達の最大の褒め言葉なんです。この時に、漬物は師匠である義母にお墨付きを頂いたが、家庭料理はどうだろう?我家の味をきちんと後世に伝えられるか?という思いが強くなり、簡単でしかも懐かしい「田舎ごはん」のレシピをきちんととり、本にしたいと思いました。
忘れ去られた料理の言われえを…。
季節ごとの家庭料理をピックアップし、私なりに材料の量を調達。義母の作る味付けを求めて、調理。微調整しながら、レシピ取り。その後、原稿に落とす。この作業を数か月かけて繰り返しました。パソコンに向かって原稿を書きながら、作業の順序、作り方のコツなどを茶の間に座っている義母に聞くと、突然今まで聞いたことのない「料理のいわれ」や「昔話」を話出し、その話にびっくりしました。たとえば、お彼岸の頃、近所の方から「アケビあるか?ないなら持って行け。」と頂き、「○○さんからもらってきたよ」と義母に話すと、「仏壇にあげておけ。」と言われたものでした。頂きものは仏壇へということだと思っていましたが、「昔からご先祖様がアケビの船にのって帰ってくる。と言われていた。」と嫁いで17年、初めて聞きました!こんな昔は当たり前、でも現代には語り継がれていない楽しい話題も書き上げ、見て楽しい、作って楽しい、読んで楽しい「おかずにおいしい田舎ごはん」になりました。